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マンション購入体験談
当事者の担当の方に相談できたのがすごく心強かったです!
profile
Aさん・女性・30歳
仕事をしながら、料理や掃除などの家事全般を担当。片付けや掃除が苦手なBさんを
「困ったものだ」と言いながらも、あたたかくサポートしている。
お金の管理も担当するしっかり者。
Bさん・女性・30歳
マンションはBさんの名義で購入。以前ふたりで住んでいた賃貸もBさん名義だった。
地元が田舎なので、母親は「女性同士のカップル」を理解できず、
しばらくは受け入れられなかったけれど、今は理解してくれているそう。
マンションの賃貸契約がきっかけで、親にお付き合いを告白。
30歳で自分たちの住まいを持ち、毎日が楽しく自信がつきました。
おふたりが今のマンションに住んで、半年くらいですね。生活はどうですか?
Aさん: 今の部屋はすごく快適です。前に住んでいたところは今より少し狭く、収納もできなかったけど、今のマンションは広くて天井が高いから、より広く感じる。それに、作りつけのオシャレな見せる収納があって、すごく気に入っています。キレイにしようという意識も高まりました。キッチンが広いのもテンションが上がるし、料理するのが楽しくなりました。
私が料理や掃除を担当しているのですが、Bさんはすぐ部屋を汚すんですよ…。
私が休日に掃除して部屋をきれいにして出掛けても、帰ってきたらもう散らかっていることもあって(笑)。
Bさん:
あ、私は片付けが苦手で、飼っている犬と一緒に部屋を汚してしまうんです…。
自分では気を付けているつもりでも、だんだん散らかっていくけど、Aさんが片付けてくれて本当に助かっています。
片付けのことだけじゃなくて、生活全般しっかりしていて、いいパートナーに出会えて本当によかったなと思います。
以前もふたりでお住まいだったのですか?
Aさん: はい、賃貸にふたり暮らしでした。でも、住み始めるときにハプニングがあったんですよ。
Bさん:
そうだよね、一緒に住む部屋を私名義で契約することになり、それがきっかけで親にふたりのことが分かってしまったんです。
私の親に保証人になってもらうため、不動産会社が親に書類を送ったら、同居人としてAさんの名前が載っていたらしく…。
私は親に「保証人のところにハンコを押して」とだけ言っていて、女性の同居人がいるとは話してなかったので、驚いた母から「誰かと住むの?やっぱりそういうことなの?」って聞かれました。当事者であることは話してなくても、薄々は気付いていたみたいで、結局伝えることになりました。
Aさん: 電話でいろいろ大変だったよね。
Bさん:
話を逸らすこともできたかもしれないけど、ずっと隠し続けるのは辛いから、思い切って話をしました。
実家が遠くて電話でしか話せませんでしたが。母は「子どもの頃にもっとリボンをつけたり、フリフリの服を着せたりしておけばよかったのかな…」と涙してしまったようです。
でも母の育て方の問題では全くありません。ウチの実家はすごく田舎なので、LGBTQ+について理解が進んでいないだけなんです。
私はレズビアンであって男性になりたいわけではないと伝えているけど、いまだに親は「おなべにならないで」と言っていたり。世代の違いや情報が少なかったりしますので、すぐに理解できないことは仕方がないことかなと思っています。
父は寛容で、「今はいろんな人がいて、そういう人たちがテレビにもいっぱい出ているし、いいじゃないか」と母に言ってくれて、おさまったんです。今は母も少しずつ理解しようとしてくれていて、「LGBTQ+のニュースを見たよ」と連絡をくれたりします。ありがたいです。
おふたりは将来に向けて、お子さんのことやマンションの相続については話し合っていますか?
Aさん:
子どもについては、今のところ考えていません。自分で出産したいと思わないので。
ただ、今は望んでいないけど、年齢を重ねて産めなくなる年齢になったらどう思うかなあと考えたりはします。
相続については、まだ具体的に話し合ったことはありません。確かにマンションを購入したら財産を持ったことになって、将来的には考えなきゃいけないと思うけど、30歳だからまだまだ先かなという気がしています。
Bさん: 子供や相続については、今の法律では厳しいけど、法律が変わって選択肢が増えれば、もしかしたら考えが変わるかもしれません。まだ想像できないというのが正直なところです。
マンションを探すときは、スムーズでしたか?
Aさん:
ネットで調べたりしたけど、なかなか的確な情報が見つかりませんでした。
実際に購入したLGBTQ+当事者の方のブログなどをチェックしていると、「普通の不動産屋に行ったけど、当事者だと言えなかった」「結局話せずに帰ってきてしまった」というような悩みもたくさん見ました。
でも、当事者であることを言えないと不動産屋さんと話がかみ合わないし、モヤモヤしてしまうだろうなと気がかりで。
私も以前、賃貸を借りるとき「誰と住むのですか?」と聞かれて、答えづらかったですし。だから、代々木で行われたイベント「レインボープライド」で、トーセイ・プリンセススクゥエアーさんを見つけることができて、すごく良かったです。
Bさん:
レインボープライドで担当さんが「自分も当事者なんです」とすぐに言ってくれたから、とても話しやすくて心強かったです。
考えてみたら私たち、今まで自分たち以外に当事者の方と話したことがなくて、不動産屋さんで出会えるなんてラッキーでした。
Aさん:
当事者の友達を作るのって、なかなか難しくて。
私たちは担当さんとお友達になりたくて、無事に引っ越した後も「メールしてみようか」と話していたくらいです(笑)。
ありがとうございます。私たちは不動産を通してLGBTQ+の方たちにどんなことをできるか真剣に考えていて、セミナーの開催も検討しています。マンション購入の経験者として、これから住まいを探す方にアドバイスなどありますか?
Aさん: セミナーはいいですね。私も含めてLGBTQ+の当事者は、賃貸にしても購入にしても、そもそもの知識や情報を得にくいように感じています。まずは「知る」ことが一番大事で、あとは自分なりに選択していけばいいのではないでしょうか。レインボープライドやセミナーなど、同じような人が集まる場はやはり安心感がありますし、行ってみると期待以上の収穫があるかもしれません。
今日はインタビューありがとうございました。最後に、マンションを購入して心情の変化はありましたか?
Aさん:
はい、自分のおうちができたことですごく安心しました。
今まではおうちがほしいと思っても、なかなか行動できなくて。
でも、今回すごくオシャレな自分のおうちができて、実際に行動してきた自分を褒めてあげたいし、自己評価が上がりました。
Bさん:
部屋の一部をブルーにして、ブルーのカーテンをつけた世界に一つだけの自分たちの家は、毎日帰るのが楽しいですよ。
「どこに住んでいるんですか?」と聞かれたら、写真を見せて「自分の家だよ」って自慢しています。
「すごい!ちゃんと自分のマンションを持っているんですね!」と言われると、とても嬉しい。この歳でマンションを持っている人はまわりに少ないので、賃貸マンションの時とは気持ちが全然違うし、働く活力になっています。
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